旅を、軽くする。
心まで、軽くする。
旅のいちばんのストレッサーは、実は「荷物」かもしれません。
仕事で訪れるヨーロッパ、とくにフランスで実感した「荷物を預ける場所を探す不自由さ」。
その体験をヒントに、日本の旅をもっと自由にできないか。そこからAsCAL®(アズカル)の構想は始まりました。
店舗・施設等の空きスペースを手荷物一時預かり場所「AsCAL® LOCK」として活用し、街の中に預ける選択肢を増やしていく。
荷物から人を解放し、旅と街の時間を、もっと自由に、しなやかに、心地よくしていきます。

荷物というストレッサーから、旅人を解放する
「旅のワクワク」を取り戻すAsCAL®の原点。
大きなスーツケースを引きながらの移動、混み合う電車やバス、チェックイン前・チェックアウト後の時間――。
旅先の「荷物」は、行動範囲と選択肢を狭めるストレスになり得ます。
AsCAL®は、店舗・施設等の空きスペースを手荷物一時預かり場所「AsCAL® LOCK」として活用する分散型の手荷物預かりプラットフォームです。利用者はアプリから近くのLOCKを探し、予約・決済して、荷物を預けたその先の街へ。既存のコインロッカーや宿泊施設などと競い合うのではなく、街の中に新しい選択肢を加え、既存の預かりインフラを補完していくことを目指します。

世界の旅から生まれたサービス
ヨーロッパでの実体験が、日本の旅のインフラを考える原点になった。
仕事でヨーロッパ、とくにフランスを訪れる中で、何度も感じたことがありました。
「荷物を預けたいとき、すぐ近くに預けられる場所があるとは限らない」という不自由さです。
一方、パリでは2010年代半ばから、ホテルや商店など街の既存スペースを活用する民間の手荷物預かりネットワークが広がっていきました。駅のロッカーだけに頼らず、街そのものを預かり場所に変えていく発想です。実際にこうしたサービスを使うと、チェックアウト後の数時間がまるごと自由になる。行ける場所が増え、街をもっと深く歩ける。
その体験から生まれた問いが、「この考え方を、日本の旅にも活かせないだろうか?」でした。AsCAL®は、その問いを日本の街に合わせて発展させ、小さな店舗から施設、さらに将来の大型拠点までをつなぐ“街全体の預かりインフラ”を目指しています。

2025年の訪日外客数は42,683,600人となり、年間過去最高を更新しました。さらに2026年3月に閣議決定された新たな観光立国推進基本計画では、2030年に訪日外国人旅行者数6,000万人・旅行消費額15兆円という目標が掲げられています。人を呼ぶだけでなく、旅人と住民の双方にとって快適な観光環境をどうつくるか。その“受け皿”の質が、これまで以上に重要になります。
出典:観光庁・日本政府観光局(JNTO)公表資料/観光立国推進基本計画(2026年3月27日閣議決定)
2026年、日本の観光はどこにいるのか
ランキングではなく、いま起きている変化を見る。
AsCAL®が見ているのは、「何位になったか」だけではありません。訪日客が増え、東京への旅行者も増え、2030年に向けてさらに大きな人の流れが想定される中で、街の移動や荷物の受け皿をどう整えるか。その視点から、いまの日本と東京を見ています。
2025年の訪日外客数。年間過去最高。
2025年に東京を訪れた外国人旅行者数。こちらも過去最高。
政府が掲げる2030年の訪日外国人旅行者数目標。旅行消費額目標は15兆円。
東京都の2025年調査では、外国人旅行者数は約2,865万人、外国人旅行者による都内観光消費額は約4兆5,534億円で、いずれも過去最高となりました。旅人が増えるほど、駅・交通・宿泊・観光地だけでなく、「荷物をどこに置くか」という小さな問題も街全体の快適さに関わってきます。
出典:東京都「2025年(令和7年)東京都観光客数等実態調査」
WORLD TOURISM
世界の観光ランキングで見る、日本の現在地。
世界一の観光立国・フランス。 日本が観光立国を目指した先にあった、大きな背中。
フランスは、世界で最も多くの外国人旅行者を迎える国です。
日本が「観光立国」を掲げ、訪日外国人旅行者を増やそうとしていた頃、 世界の先頭には、はるか遠くフランスがいました。
なぜ、これほどまでに人はフランスへ向かうのか。
パリだけではない。地方都市、文化、食、芸術、歴史、
そして街そのものが旅の目的になる仕組み。
その理由を知りたくて、 私たちは20年以上にわたりフランスをはじめとする ヨーロッパの街を歩き、観光のあり方を見続けてきました。
2025年、フランスを訪れた国際観光客は
約1億200万人。
フランスは現在も、世界で最も多くの外国人旅行者を迎える国です。
コロナ前、日本は初めて3,000万人を超える時代へ。 それでも世界のトップグループとの差は、まだ大きなものでした。
世界の旅行需要が急速に戻るなか、 日本も再び成長軌道へ。 フランスは世界最大級の観光流入を維持しました。
日本は3,687万人と過去最高を更新。 世界有数の観光目的地へと存在感を高めています。
日本は、かつて想像できなかったほど多くの旅行者を 世界から迎える国になりました。
それでもフランスには、 日本の2倍を超える規模の外国人旅行者が訪れています。
「なぜ、フランスにはこれほど人が集まるのか。」
その問いを追い続けてきた20年は、 AsCAL®の原点にもつながっています。
※国際観光客数:フランス政府・Atout France、 日本政府観光局(JNTO)等の公表資料をもとに構成。 国・機関により統計上の定義や集計方法が異なる場合があります。
オーバーツーリズムと向き合う
荷物が減るだけで、街と旅人の関係は少しやさしくなれる。
観光客が増えることは街に大きな活力をもたらす一方、混雑や交通負荷、地域住民の生活との両立など、新しい課題も生みます。
2026年に閣議決定された観光立国推進基本計画でも、「インバウンドの戦略的な誘客と住民生活の質の確保との両立」や、オーバーツーリズムの未然防止・抑制が政策の柱に位置づけられました。AsCAL®が着目するのは、その中の“荷物”です。大きなスーツケースを持ったまま移動する人を、駅や一部のロッカーだけで受け止めるのではなく、街の店舗・施設・公共空間などに選択肢を広げる。荷物需要の一部が街へ分散すれば、旅人の自由度を高めながら、既存ロッカーへの集中を和らげることにもつながります。
AsCAL®は、観光客を「排除」や「制限」で遠ざけるのではなく、街の余白を使いながら「受け入れる」方法を増やしていく。その考え方を大切にしています。

AsCAL®という名前に込めた想い
「預かる」という日本語と、世界に開かれたブランドとして。
日本人にも馴染みやすく、「預かる」を連想しやすい響きの AsCAL®(アズカル)。
そこには、言葉遊びを超えた、小さな約束が込められています。
AsCAL® の由来は、
AsCarry-on A Luggage
「いつでも、どこでも、手荷物を預けて身軽に旅を楽しんでほしい」――そんな願いを、ひとつのブランド名に閉じ込めました。

AsCAL®の原点や想いは、シンボルである「達磨」ロゴにも込められています。
達磨ロゴストーリーで詳しくご紹介しています。
※「AsCAL」は株式会社リラックスプランニングの登録商標です(登録第6980798号/第39類)。指定役務には「他人の携帯品の一時預かり」等が含まれます。

街の余白を「AsCAL® LOCK」へ
小さな空きスペースから、大きな拠点まで。街全体で荷物を受け止める。
店舗・施設等の空きスペースを活用した手荷物一時預かり場所を、AsCAL®では「AsCAL® LOCK」と呼びます。
LOCKは、単なる荷物置き場ではありません。街の人にとっては、いつもの店、いつもの施設。そこに旅人が訪れ、荷物を預け、その先の街へ歩き出す。そんな“旅と日常の接点”になる場所です。
AsCAL®が目指すのは、ひとつの形に限定された預かり所ではありません。数個を預かる小さな店舗、バックヤードを活用する中規模施設、そして地域の状況に応じた大型拠点まで。それぞれの街にある余白をつなぎ、分散型と集中型を組み合わせながら、街全体の預かりネットワークへ育てていきます。
荷物を預かることはゴールではなく、
「その先の街を、もっと自由に歩いてもらうための入口」。
それがAsCAL® LOCKの役割です。
SMALL|店舗・カフェ・サロンなど
いまある空きスペースに、数個から。大がかりな設備を前提とせず、街の中に細かな預かり地点を増やします。
MEDIUM|ホテル・観光施設・商業施設など
バックヤードや既存スペースを活用し、より多くの荷物を受け止める拠点へ。
LARGE|公共施設・空きテナント等の活用
地域や行政、施設運営者等との連携可能性を探りながら、需要の大きいエリアでは大規模な受け皿も構想します。
AsCAL®のサービスが目指すもの
わかりやすく、スマートに。そして、街へひらかれた旅のインフラへ。
SERVICE DESIGN
3つのシンプルな設計思想
利用者はアプリから近くのLOCKを探し、利用条件を確認して予約・決済。旅先でも直感的に使える、わかりやすい導線を目指します。
予約・決済をデジタル化し、利用者とLOCK双方の手続きをシンプルに。店頭での現金授受を減らし、スムーズな運用につなげます。
利用者の予約・決済情報とLOCK側の管理情報をもとに、受付・引渡しを行います。LOCKの登録情報、営業時間、預かり可能数等を管理し、利用規約と運用ルールに基づいてサービスを運営します。
安全性を“絶対”と断定するのではなく、運用・保守・ルールの改善を継続しながら、安心して使えるサービスを育てていきます。
※補償内容や取扱除外品などの詳細は、最新の利用規約をご確認ください。
LOCKを増やす
店舗、宿泊施設、飲食店、商業施設、観光施設、地域施設など、さまざまな場所の余白を活用します。
小規模から大型までつなぐ
ひとつの形に限定せず、地域の需要に応じた複数の預かり方を組み合わせます。
街の回遊につなげる
荷物を手放して生まれた時間を、飲食、買い物、文化、観光へ。手ぶら観光を地域の回遊と消費のきっかけにつなげます。
地域・行政との連携可能性を広げる
観光地や駅周辺など荷物需要の大きいエリアでは、地域事業者や公共セクターとの協働も視野に、街単位の受け皿づくりを提案していきます。
JAPAN MOMENTS — 荷物を預けた、その先にある日本。
AsCAL®がつなぎたいのは、荷物を預けた“その先”の時間。
四季、都市、ローカル、食。日本をもっと深く歩くための風景です。
荷物を預けること自体が旅の目的ではありません。
その先にある景色、人、食、街との出会いこそがAsCAL®の届けたい価値です。
LOCKに荷物を預けたら、少し遠くへ。少し深く、日本を歩いてみてください。
荷物から解放されたその一歩が、日本の旅をもっと自由に、もっと深くしてくれる。
お客様第一。安心は、言葉ではなく運用から。
AsCAL®は、旅人の大切な荷物を預かるサービスに関わるからこそ、わかりやすいルール、適切な情報管理、LOCKとの連携、継続的なシステム保守を重ねていきます。
そして、荷物を預けることをゴールにしない。
その先で、旅人が街を歩き、店に入り、景色に出会い、その街を好きになる。
AsCAL®がつくりたいのは、そんな「手ぶらの時間」が街に広がる未来です。
