荷物から、
渋谷を解放する。
渋谷を「手ぶらで歩ける都市」へ。
観光客を減らしたい
わけではない。
荷物を減らしたい。
人が街を歩くことは、街の活力になります。
食べる。買う。見る。泊まる。人と出会う。
しかし、その人と一緒に巨大なスーツケースまで街中を移動する必要はありません。
人ではなく、
「荷物」が
街を圧迫している。
渋谷には国内外から多くの人が訪れます。 それは街にとって大きな価値です。
一方で、大型スーツケースを持った旅行者が 駅、電車、バス、歩道、商業施設へ流入することで、 移動空間に新たな負荷が生まれています。
観光需要を止めるのではなく、
観光によって生まれる
「街への負荷」を小さくする。
渋谷自身が、すでに
「観光」と「街の快適性」を
同時に考え始めている。
渋谷区は、観光DMPや「SHIBUYA CITY DASHBOARD」を活用し、
観光客の動向をデータで把握しながら、
区民生活と観光の調和、持続可能な地域づくりを進めています。
区の公式発信でも、観光の賑わいの一方で
「オーバーツーリズム」「消費単価」「回遊性の停滞」
が課題として顕在化していると整理されています。
EBPMで観光政策を考える渋谷
「めぐり歩いて楽しい」都市
「手ぶらで街歩きを楽しめる」未来像
SOURCE:渋谷区「SHIBUYA CITY DASHBOARD/観光DMP」、 「渋谷区スマートシティ推進基本方針」、 「渋谷駅中心地区基盤整備方針」
渋谷を、
数字で見る。
渋谷の特徴は、単に「観光客が多い」ことではありません。
訪都外国人の訪問先として、4年連続で1位となっていることです。
つまり渋谷は、東京のインバウンド観光を考えるうえで
最も重要な都市拠点のひとつです。
「これから世界に知られる街」ではない。
すでに、東京を訪れる外国人の約6割が訪れる街である。
だから次に問われるのは、「何人呼ぶか」だけではなく、 「これだけの人を、どう快適に街へ受け入れるか」です。
訪都外国人数:東京都「2025年訪都旅行者数等の実態調査」。
渋谷訪問率・旅行中支出額:東京都「令和7年 国・地域別外国人旅行者行動特性調査」。
人口・外国人住民数:渋谷区「住民登録人口」2026年9月1日現在。
約1,728万人及び約4.7万人/日は、公表値をもとにAsCAL®が算出した参考試算です。
それでも日本は、
観光を止めない。
国は2030年に、 訪日外国人旅行者数 6,000万人、 訪日外国人旅行消費額 15兆円を 引き続き目標としています。
同時に求められているのが、 インバウンド誘客と 「住民生活の質の確保との両立」です。
つまり必要なのは、 観光客を拒む都市ではありません。
もっと快適に暮らせる都市。
SOURCE:観光庁「観光立国推進基本計画」 2026年度〜2030年度
観光客を減らすことが、
オーバーツーリズム対策
なのだろうか。
人を減らすのではなく、
人が街へ持ち込む「負荷」を減らす。
人と荷物を、
街の入口で切り離す。
WITH LUGGAGE
駅 → 電車 → 歩道 → 飲食店 → 商業施設まで、 大型荷物と一緒に移動する。
HANDS-FREE
到着したら荷物を預ける。 その瞬間から、人だけが街を歩く。
そのためのインフラは、
すでにあります。
AsCAL®は、街の店舗・施設・空間を、
お荷物お預かり処「AsCAL® LOCK」としてつなぐ
荷物預かりプラットフォームです。
新しく巨大な施設をつくらなくても、
すでに街に存在する空間を活かすことができます。
では、
どれくらいの荷物が
あるのだろう。
渋谷における荷物一時預かりの正確な潜在需要を示す公的統計は、
現時点では確認できません。
そこで、東京都の公表データから算出した渋谷訪問規模を基礎に、
AsCAL®独自の需要仮説を設定します。
ここで設定する10%は、公的な需要率ではありません。
渋谷の荷物預かり市場の大きさを可視化し、
実証事業の規模を検討するための
AsCAL®独自の仮説値です。
実証後は、実際の利用件数、時間帯、荷物サイズ、
利用者属性、滞在時間、地域回遊等を計測し、
渋谷独自の実測値へ置き換えます。
約2,370件 / 日
約4,730件 / 日
約9,470件 / 日
潜在需要の10%を、
AsCAL®が受け入れた場合。
本セクションの10%需要率、AsCAL®受入率10%、年間取扱額、地域還元額は、 潜在需要と事業規模を可視化するためのAsCAL®独自シミュレーションです。 実際の利用件数・売上・経済効果を予測または保証するものではありません。
ロッカーを、
奪い合わなくていい。
渋谷には、すでに多くの
コインロッカーがあります。
AsCAL®は、
それを置き換えるためのサービスではありません。
既存のインフラを活かしながら、
荷物需要の一部を
「駅」から「街」へ。
都市全体へ分散するための仕組みです。
ロッカーがあるか、ないか。
ではなく、
誰が、どこに預けるのが
いちばん快適なのか。
日本人旅行者
駅のコインロッカーは、
日本人旅行者にとって
馴染みのある既存インフラ。
使い方を知っている。
日本語も分かる。
その場で預け、その場で取り出せる。
そのシンプルな利便性を、
そのまま活かします。
↓
COIN LOCKER
訪日外国人旅行者
旅の中でスマートフォンを使い、
交通、宿泊、飲食、観光施設などを
検索・予約する旅行者。
ならば、荷物も。
AsCAL®から
現在地周辺のLOCKを探し、
街の中へ荷物を分散します。
↓
AsCAL® LOCK
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街へ分散
多言語・検索・予約・決済を通じて、 訪日外国人旅行者の荷物需要の一部を 駅から街のAsCAL® LOCKへ。
ロッカーに余裕
荷物需要の一部が街へ分散すれば、 既存ロッカーの利用集中も緩和され、 日本人旅行者にとっても 利用しやすい環境につながります。
駅から街全体へ
荷物を駅だけで抱えるのではなく、 公共空間、店舗、施設など 街全体の余白を ひとつの預かりネットワークへ。
誰かの便利を、
誰かの不便と交換しない。
旅行者全体を、もっと快適に。
AsCAL®が訪日外国人旅行者の
荷物需要の一部を街へ分散できれば、
その分、既存の駅ロッカーにも余裕が生まれます。
訪日外国人旅行者の利便性向上が、
日本人旅行者のストレス緩和にもつながる。
AsCAL®が目指すのは、
特定の旅行者だけのためのサービスではなく、
渋谷を訪れるすべての人にとって
快適な荷物インフラ
です。
ひとつの大型拠点と、
街じゅうの小さなLOCK。
渋谷モデルは、 「巨大な荷物預かり施設をひとつ作る」 だけの計画ではありません。
CENTRAL HUB
大型お預かり拠点
区有施設、公共空間、空きテナント等を活用し、 一日に数百個規模の荷物を受け入れられる 中核拠点を整備。
AsCAL® LOCK
街中の分散型拠点
飲食店、ホテル、カラオケ、商業施設、 オフィス、サロン等の空きスペースを活用。 荷物を街全体へ分散します。
街の「余白」を、
インフラにする。
大掛かりな施設だけが必要なのではありません。 荷物数個を安全に置ける空間も、 渋谷を変える一つの拠点になります。
数百個規模を預かれる場所も、
同じネットワークでつなぐ。
行政だけでも、
民間だけでもできない。
渋谷全体を「手ぶらで歩ける都市」に変えるための、 官民連携モデルを提案します。
渋谷区
- 公共スペースの活用検討
- 遊休スペース・空き区画の確保支援
- 地域事業者への参加促進
- 設備・運営支援制度の検討
- 関係機関との調整
地域事業者
- 店舗スペースの提供
- 荷物の受け入れ・返却
- 旅行者との新しい接点
- 地域回遊への参加
- 地域経済への還元
AsCAL®
- アプリ・システム提供
- LOCK検索・予約・決済
- 運営オペレーション設計
- 多言語での情報提供
- プロモーション・利用促進
「場所を貸してください」から、
「街の課題解決に参加してください」へ。
民間店舗がAsCAL® LOCKとして参加しやすい環境を、 行政とともに整えることも検討できます。
荷物保管ラックや区画整備など、 初期設備に対する支援制度を検討。
大型拠点等ではシルバー人材を含む 地域人材の活用も選択肢とします。
公有施設や空きテナント等を活用した 荷物預かり拠点の整備を検討。
街中の店舗が参画しやすい仕組みをつくり、 預かり拠点を面的に増やします。
※上記は渋谷モデルとしての提案内容です。 具体的な支援制度、対象経費、補助率等は 渋谷区及び関係機関との協議により設計します。
一つの方法に限定しない。
渋谷の立地、利用動向、予算制度に応じて、 複数のモデルを組み合わせます。
公共拠点型
区有施設等を活用した大型荷物預かり拠点を整備。 渋谷の中核となるHANDS-FREE HUBをつくります。
民間LOCK支援型
店舗・施設へのラック導入費や運営負担を支援し、 AsCAL® LOCKを街全体へ広げます。
地域循環型
荷物預かりをきっかけに街へ人を送り、 飲食・買物・観光へ消費を循環させます。
預けたら、街へ。
荷物預かりを「支出」で終わらせない。 手ぶらになった旅行者を、 渋谷の地域消費へつなげる仕組みを検討します。
例えば、荷物預かり利用者へ
500円相当を渋谷区内で使える形で還元する。
荷物対策のために使われたお金を、
再び渋谷の飲食店、ショップ、サービスへ戻す。
※500円還元は構想案です。 電子クーポン、商品券、参加店舗での特典等を含め、 制度設計・法務・会計面を検討した上で実施方法を決定します。
荷物を預かる。
それだけでは終わらない。
混雑負荷の軽減
大型荷物の移動量を減らし、 駅・公共交通・歩行空間への負荷を小さくする。
観光体験の向上
旅行者が荷物から解放され、 より自由に渋谷を歩けるようにする。
地域経済への波及
LOCKへの来店や地域還元施策を通じて、 飲食・買物・サービス利用につなげる。
地域雇用の創出
大型拠点などの運営を通じ、 シルバー人材を含む新たな地域雇用を生み出す。
遊休空間の活用
店舗の余白、空きテナント、公有スペースを 都市インフラへ転換する。
観光DX・データ活用
検索・予約・決済・多言語対応をアプリでつなぎ、街全体の荷物預かりを可視化。実証を通じて利用エリア・時間帯・需要量等のデータ蓄積につなげる。
国も今、
「手ぶら観光」を支援しています。
観光庁の2026年度 「オーバーツーリズムの未然防止・抑制をはじめとする 観光地の面的受入環境整備促進事業」では、 大型手荷物による混雑対応として、 手ぶら観光カウンター、 手荷物預かりシステム、 手ぶら観光サービスの実証などが 支援対象例として示されています。
渋谷モデルは、 渋谷区だけで負担する仕組みではなく、 国・自治体・民間が連携できる可能性も含めて 制度設計を検討します。
SOURCE:国土交通省 観光庁 令和8年度 「オーバーツーリズムの未然防止・抑制をはじめとする 観光地の面的受入環境整備促進事業」
まず、渋谷で
実証する。
最初から渋谷全域を完成させる必要はありません。 小さく始め、データを取り、改善し、 成功モデルを街全体へ広げます。
共同設計
渋谷区・地域関係者・AsCAL®で 対象地域と実証内容を設計。
実証実験
大型拠点+複数のAsCAL® LOCKで 実運用を開始。
効果検証
利用件数、回遊、店舗利用、 運営負荷等を検証。
渋谷モデル
区内展開し、 他地域へ応用できるモデルへ。
日本初の
HANDS-FREE CITYを、
渋谷から。
人を迎える。
街を守る。
地域に還元する。
渋谷から、
これからの観光都市のモデルを。
